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浜千鳥のご案内

浜千鳥の酒造り

自然とひとつになった酒造り

お酒は景色になりました。

沿岸の潮騒や都会の喧騒は 時間が経てば
気付かないほど慣れてしまう
それは 地の音の景色だからかもしれません

三陸に毎夜漂う漁火は
自然と漁燈が溶け合って静寂な景色をつくり
闇夜の海原を穏やかな心で見つめさせてくれます

お酒は その土地の景色なのかもしれません
気候や風土 気質や文化などと
密接に関わり合いながら 地の酒は
個性を育み醸されているとおもうからです

浜千鳥は三陸海岸と北上山地に囲まれた
沿岸部に位置し 新鮮な海の幸 山の幸に恵まれて
お酒の趣は さらりとした口当たり
切れの良い甘みが特徴です

自然とひとつになった酒造りを続け
地域性を醸しながら 蔵独自の景色を表現して
まいりたいとおもっています

山田錦、美山錦などの酒造好適米だけでなく、岩手県が開発したオリジナル品種「結の香」「吟ぎんが」などの岩手県産米を主に使用しています。
なかでも「ゆめほなみ 本醸造」は隣地の大槌町で発足した酒米研究会によって栽培された大槌町産米「吟ぎんが」を100%使用し、地元農家の方々と活発な意見交換会や各地へ視察に赴くなど地域に密着した酒造りを目指しています。
仕込み水は北上山地系仙磐山の伏流水を使用し、一年を通して安定した水量と水質を確保しております。 水質は軟水で口当たりも優しく浜千鳥の酒質に大きく影響しております。
また、釜石鉱山の地下600mから湧き出た仙人秘水(せんにんひすい)を使用した仙人郷はあまりにも清冽で繊細な特徴を持ち、発酵過程で杜氏を悩ませ、興味と驚きを与えた一品です。
浜千鳥の醸造部は、杜氏 奥村康太郎を中心に社員と地元の季節蔵人で構成されています。社員は南部杜氏協会に所属し、酒造りの基本等を学び、南部杜氏の伝統的な酒造りを継承しつつも、新たな酵母を積極的に取り入れるなど、品質向上に励んでいます。

伝統の味を守り、蔵独自の景色を表現する。

南部杜氏 奥村康太郎
1980年11月18日生 埼玉県上尾市出身

大学在学中、日本酒造りに興味を持ち、杜氏になることを決意。
南部杜氏の郷である岩手の酒蔵を巡り、浜千鳥と出会う。
大学卒業後、釜石市に移住し、酒造り55年の顧問杜氏・小原孝敏の技を学び、浜千鳥の伝統の味を守りつつ、品質向上を目指す。

2003年4月 株式会社浜千鳥入社
2010年7月 南部杜氏資格選考試験を首席で合格
2012年10月 醸造部長・杜氏に就任
2013年5月 全国新酒鑑評会 金賞受賞
2014年5月 全国新酒鑑評会 金賞受賞
2015年4月 南部杜氏自醸清酒鑑評会「純米の部 第2位」
2015年5月 全国新酒鑑評会 金賞受賞

浜千鳥のできるまで

お酒の中でも吟醸酒はその蔵元の技術を結集し醸造した最高級のお酒です。そのほかにも純米酒・本醸造・原酒・樽酒・山廃仕込みなど、製法の違いこそあれどのお酒も丹精こめて醸造しております。
それぞれのお酒は、その土地の機構や風土によって千差万別の趣を持っており、地方独自の特有性を表現しているのかもしれません。

1洗米・浸漬
洗米・浸水作業。吟醸酒などでは精米歩合を40%まで磨いた酒造米を使うこともあり大変に神経を使う作業です。その日の気候に合わせて秒単位で浸水時間を調整する杜氏の腕のみせどころです。
2蒸米・製麹
洗米・侵漬を終えた酒造米は大型の甑(こしき)で蒸されます。蒸されたお米の一部は麹室で種麹を混ぜ、麹造りが始まります。
3酒母造り・仕込み
仕上がった麹を酵母と混合して酒の基となる酒母を造り、仕込タンクに移し醪(もろみ)造りが始まります。慎重に温度管理を行い発酵がすすむと、醪は泡立ち炭酸ガスを発生させます。
4上槽・火入れ・貯蔵
発酵が終わると醪は布袋に入れられ、槽(ふね)という絞り機で静かに、ゆっくりと圧力をかけ、新酒を絞りだします。火入れ、貯蔵といった工程を経て熟成を待ち出荷されます。